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字小湾郷友会の活動

郷友会のあゆみ

小湾の共有財産は、以前は小湾区歴代区長(昭和38年3月1日、小湾区から小湾自治会に変更により自治会長の呼称 となる)で管理運営してきました。
周辺の都市化に伴い、自治会区域内への人口の流入も著しくなり、自治会員も増加していたことから、その共有財産 の管理運営は戦前からの小湾区民ですべきとの要望が次第に強まってきました。

自治会長をはじめ自治会役員各位で協議を重ね、昭和53年2月10日結成準備委員会を発足し、役員の選出、会則の審議等を重ね、翌年の昭和54年3月25日、設立総会を開催し、正式に「字小湾共有地地主会」が設立されました。初代会長に外間廣次郎氏、副会長に比嘉榮俊氏、書記会計に、外間廣徳氏をそれぞれ選出しました。

会員の資格は、昭和20年4月1日現在字小湾に本籍を有していた戸主及びその家系を継承したもので、その会員の持口は10日とし、その持口の範囲内で家族等に譲渡出来るものとし、設立当初の会員は148名からスタートしました。

その後、持口制度は廃止され、平成6年の会則改正により会員種別が現在の正会員、準会員、特別会員の三種とな り、平成22年4月1日現在、正会員79名、準会員209名、特別会員250名で会員総数は538名となっております。

平成21年、名称を「字小湾郷友会」に変更し、新たな気持ちで会員と共に一致協力して、字小湾郷友会が発展することを希望します。

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自治会館の建設

総工費1億8千万円をかけて、平成元年(1989年)5月に完成。鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積786.2㎡。多目的ホール、会議室、和室の大広間などを備え、当時他に類をみない近代的な施設として注目を集める。
郷友会活動、自治会活動、地域交流活動の拠点として広く活用されている。

威風堂々の自治会館
ホール舞台の緞帳には小湾のシンボルの「小湾小松」 とアギバーリーが描かれている

共同墓園の建設整備

共同墓園

平成6年(1994年)9月に133基の総御影石造りの立派な墳墓を含む共同墓園が完成。墓地建設委員会の発足から4年3ヶ月の歳月をかけ、法的な問題、自然災害の発生など幾多の困難に見舞われながらも、墓地建設委員会の先輩諸氏の英知を結集して、その困難を克服し、成し遂げた事業である。 併せて暮園には旧小湾の拝所を合祀した「お宮」、小湾の創始者である「三様の墓」、去る大戦の機 牲者の御霊を祭る「郷守之塔」も建立されている。さらには平成16年 (2004年)に30基の墳墓を増 設して現在に至っている。毎年の旧盆前の七夕清掃も合同で実施し、子や孫の世代の参加で賑わう。同墓園が未来永劫、小湾の「聖地」として護り継がれることであろう。

小湾字誌の編纂

去る大戦で消失した戦前の小湾は魚介類の豊富なイノーの海にいだかれ、肥沃な農耕地を擁し、さ らには白浜と松並木が広がる風光明媚な美しい景観を誇っていた。このような集落や社会生活、伝統行事などの記録を残すことは、小湾の人々にとっては重要な課題であった。平成元年(1989年)、 字誌編集委員会が結成され、法政大学沖縄文化研究所の協力のもと戦前の小湾集落の復元作業を通じて、平成7年(1995年)に『小湾字誌』~沖縄戦、米占領下で失われた集落の復元〜、別冊『浦添・小湾方言辞典』が同時に刊行された。同著作は「沖縄タイムス出版文化賞」を受賞するなど内外から高い評価を受けた。

このような美風良俗を誇っていたふるさと小湾も戦争によりすべての財産を焼失、米軍に強制接収され、住む場も追われる。さらに戦闘で多くの肉親や友人を失い、涙を拭ういとまもなく、まさに満身創痍の再出発となった。テントヤーの仲間収容所生活を経て、宮城クモト原へ移住し新たな集落を建設、その復興の過程は言葉に尽くせぬ苦難を伴った。

こうした先人たちの偉業を記録し後世に伝える字誌戦後編の編纂が切望され、平成10年(1998年)、 小湾字誌編集委員会を結成。写真を多く盛り込み、親しみやすい誌面を目指して、加藤久子編集代表と各部門の執筆者を選任した。執筆の資料収集や聞き取り調査、内容の事実確認など、延べ3,200名余の協力を得て、平成15年(2003年)に小湾写真集『よみがえる小湾集落』、平成17年(2005年)に小湾戦後記録集『小湾議事録』、平成20年(2008年)に小湾生活誌『小湾字誌〈戦中・戦後編〉』~小湾新集落の建設とあゆみ〜をそれぞれ発刊し、三部編をもって字誌編集事業は完結となった。

■『小湾字誌』戦中・戦後編

『よみがえる小湾集落』
小湾写真集
(A4判、297頁、2003年)
『小湾議事録』
占領期から祖国復帰へ
(A4判、295頁、2005年)
『小湾字誌〈戦中・戦後編〉』
小湾新集落の建設とあゆみ
(A4判、684頁、2008年発刊)

■『小湾字誌』戦前編

『小湾字誌』
沖縄戦・米占領下で失われた集落の復元
(A4判、826頁、1995年)
『浦添・小湾方言辞典』
(A4判、327頁、1995年)

サークル活動

三線サークルの華やかな演奏
大正琴サークルの軽妙な演奏に場も和む
琉舞サークルもめでたい節の舞で華を添える
太極拳サークルの力強い演武